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この時期、観光のついでに釣りも楽しみたいと言う人にお勧めなのがシルイチャ-釣りです。
シルイチャーとは沖縄の方言でアオリイカの事です。
エギと言う和製のルアーを使った釣り方をエギングと呼び、
全国的に人気の高い釣りですが、ここ沖縄でも数年前から人気急上昇中となっています。
人気の秘密は手軽に、確率良く釣れる事でしょう。
イカ釣りは以前は手作りの高価なエギを、
投げてはただ巻くだけの曵き釣りと言う釣り方で、一部のマニアだけか楽しむ釣りでした。
しかし、エギを沈めては跳ね上げるアクションを加える釣り方になってからは釣果が倍増し、
釣趣もアップした事から、現在の大ブームに繋がった様です。

この釣り方の生みの親の1人でもあるユニチカフィールドテスターの杉原正浩氏は、
年に数回沖縄を訪れる程沖縄のフィールドは魅力的なのです。

沖縄ではアオリイカを釣るのは「シルイチャー」というのか・・・
一度やってみたいなー。

アオリイカは、ヤリイカ科(ジンドウイカ科)に属するイカちゃんです。


地方名でバショウイカとかミズイカ、またはモイカとか呼ばれます。

大きさは(漁師さんから聞いたり、新聞を見たりした情報では)甲長62cm、体重6.8kgにも達する大物もいます。



大体晩春から初夏にかけて産卵し、初秋頃にはコロッケくらいの大きさに成長します(一番釣れ易い季節です)。

そして晩秋まで沿岸部で過ごした後(この頃は胴長25cmくらい)、12月頃には越冬の為に沖の深場に移動し(胴長30cm強)、春になると再び沿岸に戻ってきます。



春といえば恋のシーズン。アオリイカとて例外ではありません。

この頃からアオリイカ達はひっつきもっつきし始めます。そしてラブラブ夫婦になったイカちゃん達は、晩春から初夏にかけて産卵し、その短い人生(イカ生?)を終えるのです。



個体差こそあれ、たった一年の寿命で甲長50cmに達するアオリイカ。子供の頃は一日に体重の一割くらい増加するそうです。とっても成長早いです。



基本的に海の生き物は、自分より大きいヤツにケンカは売りません。

大体そんな事してたら命がいくつあっても足りません。それにおちょぼ口なんで相手がデカ過ぎたら食べれないですし、逆に食べられちゃいます。



しかしアオリイカは違います。自分よりデカイ餌木にガンガンアタックしてきます。聞いたところによりますと、自分より大きい魚を触腕でひっ捕まえて、首筋をガブっと一発。いわゆる「首ちょんぱ」でトドメを刺し、おもむろにガツガツ喰らうそうです。

しかも共食いOK!といった環境で育ってますんで、とってもたくましいです。壮絶なまでの生存競争です。



反面、釣りをしていると「とっても警戒心が強い」と感じます。エギをユラ~っと追ってくるのですが、変な動きをすると即逃げます。



自分の気に入った動きでなかったらさばってきません。「ケッ!」てなもんです。



コウイカなどは、釣られたら「離せ~!」と言いながらスミを吐くのですが、いざ針外れしても何度もエギにアタックしてきます。その点アオリイカは針外れしようものなら全力で逃げます。逃げるのに躊躇しているやつに再びエギを見せても、見向きもしません。



あと食いしん坊さんに特報なのですが、アオリイカの甲は超絶美味です。

刺身は超超超絶絶絶極極極旨旨旨!!の四暗刻です!ぼれぇ旨いです。しかもアオリイカの甲は「冷凍庫で保存」すると旨味が増しまくるって話!下ごしらえした甲を三ヶ月冷凍庫で寝かせると爆裂超絶究極旨旨旨なんじゃそうな!!

反面、ゲソはイマイチです。濃い味付けで食べましょう。私はスミ汁の具とか、焼肉のタレでいただいちゃいます。


アオリイカの生態というか、習性がなんとなくわかったような、わからないような・・・

実際に食卓に出るヤリイカ、スルメイカ、ケンサキイカ以外にも、世界中にイカの仲間は約460種生息して

いると言われています。その中でも「王様」の称号を与えられるものは僅かしかありません。アオリイカはその代表的なイカと言えるでしょう。

エサはアジなどの小魚やエビなどで、俊敏に泳ぎ回って2本の長い触手で捕えます。


一般的にアオリイカは冬になり摂氏15度より水温が低くなるとだんだんと沿岸から離れて春になると再び姿を現し、水温が摂氏17度前後になると産卵活動を開始し5月から8月下旬ぐらいまで続きます。この頃が大型のアオリイカを釣るチャンスです。


地域によっては、アオリイカが産卵しやすいように産卵床を設けて繁殖保護を図っており
アオリイカの釣りは禁止となっているところもあるので気をつけましょう。

8月は産卵前の大型と生まれて間もない新子のアオリイカが混在するシーズンで、秋の数釣りシーズンは10月に最盛期を迎えます。アオリイカの成長は極めて速く、生まれて約1年で死滅します。そのわずか1年の間に、胴長5mm位でふ化45日目には約5cmとなり、それ以降は月4cm以上の割合で急激に成長し最大4㎏位まで成長するものもいます。

4kgって結構あるよなぁ・・・。